さっき、いきなり言われた。
「前世でお会いしませんでしたか?」
へ?って思った。
ずっと、とにかくわたしを見つめる男の子がいたので、目のやり場がなかったのだけれど、いきなり聞かれた。
友人のライブでのことだった。
会場で目があったので、わたしは普通になんとなく挨拶したけれど、とにかくじ〜っと見つめられたので、ちょっと困った。
演奏終了後、会場入り口辺りで友人たちと話しをしていたら、その彼が出て来て、また見つめるので目のやり場に困っていたら、そう唐突に聞かれたのだ。
わたしには記憶がなかった。
友人は、ナンパしてるんじゃないの〜?と笑っていたけれど、彼は結構真剣な様子だった。
「残念ながら今世での記憶はございません。」と半分冗談にしておいたけれど、なんだか家に戻って来たら落ち着かなくなって来た。
もしかして、彼は本当にそう感じたのかも知れない。
ぶしつけとも言えるほど、ずっとこちらを見つめていた。
最後に駅で別れるまで。
話しを少し聞いてみれば良かった、と思った。
相手が男の子でなければ照れなかったし、それこそナンパなのか本気なのか分りかねたのだ。
けれど、なんだか気になって来た。
わたしは、自分には前世の記憶があっても、相手が覚えていなくて寂しい思いを何度も経験したことがあったが、もしかすると彼も同じような気持ちかも知れない。
それに、彼が覚えている話しも聞いてみたい。
物理学を初めとする秀才の学者だと後で友人に聞いた。
物理を極める人には、時間や空間の論理を極め、輪廻転生を信じる人も多い。
そう思ったらそわそわし始めた。
友人に連絡先を聞いてみようか・・なんて思っている。
このところ、忙しくてブログを書く暇がなかった。
けれど、また、記憶のブログも含め書こうと思う。
みなさんは元気にしているだろうか。
わたしは、とても元気である。
こころにあった壁が崩壊し、そのあとにいろいろな風が吹いている。
新しい風に、ちょっと足元がおぼつかない感じになったりもするときもあるが、ときめいたり、興奮したり、とても楽しく暮らしている。
崩壊のあとには、再生しかないのだ。
一歩一歩、景色を楽しみながら歩いている。
まるで、それまで見えなかった目が見え始めたような感じである。
多くの新しい出会いも経験している。
しかし、わたしの周りでは明暗が別れ始めている。
壁を崩すことを拒んできて病や不慮の事故にあったり、いつまでも同じ不満を言い続け不安を募らせる人たちがいる一方で、勇気を出して壁を壊して、すがすがしい気持ちでいるひとたちと・・。
もちろん、タイミングや壁の大きさは人によって違うから一概には言えないが、なにか壁があったとしてそれを固辞すると、これからもっと辛い目に合う可能性が高いと感じる。
なので、なにか辛いことや、おかしいな、と思うことがあったら正面から向かい合うのが良いと思う。
宇宙が、手助けしてくれる。
崩壊を。
再生への道を。
これから、水星が後退する時期に入る。
この時期は、内省のときである。
わたしの友人は明日からしばらく仕事は一切せずに、放浪の時期を迎えるそうだ。
彼は星のことなど知らない。
けれど、宇宙の動きに素直に生きている。
それは、彼の音楽にも現れている。
あなたはどう過ごしているだろうか。
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