やっぱり体。
痛感しているわたしです。
人間っていろいろなことにわずらわされたり、心配したり、目標にしたり、振り回されたりしますが、結局のところ、健康な体を維持することがなんと言っても大切なんだな、と思っています。
そして、健康な体ってなんだろう、ということです。
ただ、病院に行って、数値を測ってもらってわかるものではないものだと思います。
トータルにみて、健康ってことです。
ようするに心もともに健康でないと、体も健康にならないものです。
一番分りやすいのは、朝起きて、すか〜っと気分が良くて、体のどこも痛くなく、今すぐにでも走り出せそうな気分で、夜はすとんと眠れる、っていうのが健康の印だと感じます。
とても単純そうですが、この域に達するのは、実は非常に難しいのではないか、と自身の経験からも、周りをみていても思うのです。
特に、この春から怪我からの復帰をし、いろいろなことを始めていますが、自分のコンディションには敏感になっています。
ジムに通っていると言いましたが、体力の復活のためです。
ただ、最近になって普通に通っているだけでは、ダンス体力は戻って来ないことに気付き、個人的にトレーナーについてもらうことになりました。
ハードなメニューをトレーナーが提案してくれ、半分泣きながらやっていますが、お陰さまで、断然、上がり調子になり、気付いたら、気分も上がっていました。
ぐっすり眠れるようになっていますし、体がとにかく軽くなり始めています。
筋肉痛もありますけどね(笑)。
すぐに体が軽くなり
「絶対に大丈夫です!」
のトレーナーの言葉に、安心しました。
けれど安心して初めて、自分がそれほど落ち込んでいたことに、気付いたのです。
まだ、公表していないプロジェクトも始めています。
実はそれを中断して、NYか九州に戻ろうか、と思ったほど後ろ向きな気分なときもありました。
仲間に
「始めたばかりなのに、冗談よしてくださいよ〜」と言われたくらいです。
自分では、金銭的なことなどを心配しているつもりだったのですが、本当は、体力の心配をしていたことにこのところになって初めて気付かされました。
気持ちが後ろ向きになると、体もそうなります。
けれど、体が弱ると気持ちも弱ります。
また、体のどこが弱ったり患ったりしているかによって、こころのどこが弱っているか、が分る医学もあります*。
体とこころはやはり、ひとつなんだな。
人間っていうのは神秘に満ちているな〜、と感慨深い秋の気配の夏の終わりなのです。
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*体の部位とこころの繋がりを詳しく記した本があります。
Louise L. Hay
"You Can Heal Your Life"
Hay House
和訳されたものもあります。
ライフ・ヒーリング
こちらは読んだことがないので、どんなか分りません。
こういう本で和訳が良いことってあまりないので、ちょっと心配ですが、アマゾンの評価では5点満点になっているので、わるくないのかも知れません。
他にも、関連の本はありますが、この本の作者は、本人がこころを開放することによってガンから開放された、という経歴の持ち主なので、単純な本ですが、分りやすく説得力があります。
例えば、中国のハードル選手がわたしと同じようにアキレス腱を悪くして、途中退場して中国の人々にものすごいブーイングをされたそうですが、アキレス腱は「自分で自分を罰する」ことを現します。
彼の場合、多分、ひとりの運動能力の長けた青年だったのが、いきなり国民的ヒーローとなり、メディアへの露出度が極度に上がり、格差社会の激しい国において、法外とも言える収入を得ていることに、自分でも、どこか納得しておらず、罪悪感をもったりして、自分を責めたことによって起こったのだろう、と思いました。
わたしも、自分を必要以上に責める事件がちょうど怪我をしたときにありました。
なので、もう、自分を責めることはやめて、幸福のために前に進もうと決めました。
こころと体の関係性を知ると、とても参考になります。
Makoutaさんへ
お久し振りです。なんだかブログの文面からMakoutaさんの充実振りが伺えて、とても嬉しく思います
こころと体の関係性についてですが、私も本当に同感です。
以前、あるジェンベ叩きの方に、「お互い長く続けていきましょう。」と言われたことがありました。そのときにはその言葉の表面しか理解することが出来ませんでした。
先日、私のアフリカンの先生と、私のパートナー(彼もジェンベを叩きます。)の会話を聞いていたのですが、両人とも手の痺れがあり、病院に行くと「叩くのをやめなさい。」と言われてしまう。でもそんなことは出来ない・・・。
今の状態では、両人ともこころの方は折れたりはしないですが、この人たちの手がもし今以上にひどい状態になってしまったときを考えると私はぞっとしてしまうのです。
そこで私は直接体に入る唯一のもの、食べ物を改善しました。すると、自分でもビックリしてしまうほどに体が軽くなり、それ以上にこころが充実しはじめました。パートナーも手の痺れがとれたわけではありませんが、内面的に何か変化を感じているようです。
物事を長く続ける。本当に難しい。しかし、調子が悪いとき、躓いたときは自分から自分へのヒントなのですね。
なんだか文章がブログの内容に沿っているのかそうでないのかよくわからなくなってしまい 申し訳ありません
あまりに自分の中でタイムリーなお話でしたので、驚いたと同時に、確認行為させていただいてしまいました。
近頃 朝晩冷えることが多いです。Makoutaさんも新しいプロジェクトを始められたとのこと。どうかお体には気をつけて下さい。これからも楽しみにブログ拝見させていただきます
Sae
投稿情報: sae | 2008年8 月27日 17:11