来月、ムミナトゥ先生と一緒に来日されるのが、ドラマ−のミトゥ・カマラさんです。
日本では彼の名前を知るひとは少ないかもしれませんが、ギニアでは断然有名人です。
ギニア国立バレエ団に若くして入団し、ずっとソリストをつとめて来たからです。
父親も国立バレエ団のアーティストで、その才能は幼い頃から認められていて、修行を積んでいました。
わたしは、8年くらい前に2度目にギニアへ行ったとき、初めてミトゥさんとはお会いしました。
道を渡るとき手を引いて渡ってくれ、その温かい手にほっとしたと同時に、どこでも『ミトゥ〜』と歓声が飛ぶのに驚かされました。
そう、花形スターなのです。
バンに乗ってコナクリー市外の電気の通らないような村に一緒に演奏に出掛けたこともありますが、行く先々で大人気でした。
アフリカ屈指の舞踊団のソリストというのは、栄誉なことなのです。
まだ若いのですが正当派の伝統的な奏法をし、多くを熟知したかたです。
舞踊団での経験も長く、ご本人も踊りが踊れることもあって、ステップへの理解も深いかたです。(そう、踊っていてとても気持がいい!)
彼の太鼓で踊れるのは、光栄なことです。
しかも・・・彼は、カラモコ・カマラさんとは幼なじみで、ずっと子供のころから一緒に演奏をしてきた仲です。
今年はカラモコさんも東京にいらっしゃいますので、一緒に演奏してくださいます。
その音は、いまからワクワクするくらい楽しみなものです。
ありがたく、そして、楽しく踊りましょう!
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