ここのところ、ずっと考えていました。
陰と陽
男性と女性
天と地
光と闇
正と負
有と無
理想と現実
肉体と魂
・・・・そして生と死
この間のバランスを必死で取りながら、歩いている感じがしていました。
特に、NYと東京の間を行き来したことによって大きくバランスが崩れそうになり、両手をいっぱいに広げてなんとかしていた感じでした。
そして感じ続け、考え続けました。
『あ!』と驚かされることもあり、衝撃もありました。
これまで、なんとなく肌で感じていたけれど、『そうだったのか・・』と現実をみて地の底に落ちたような瞬間でした。
そんななか、忙しくて星の動きからこころが離れていました。
そのことがどうも自分に良くない、と感じ始め、ゆっくりと星の動きを見てみました。
今日は天秤座の新月です。
バランスをとるとき。
判断をするとき。
ハーモニーを作るとき。
わたしがある現実を知りショックを受けたのは、NYから戻って来てすぐのことでした。
ちょうど満月のころでした。
アメリカの株式市場が大混乱し、日本政府が異例の献金をすることになったのと同じ日でした。
星の動きを見てみると、ちょうどそのとき満月の月と破壊と改革の星、天王星が重なっていました。
ショッキングなことが起きるときだったのです。
その余波を感じながら9月の残りの日々を過ごしていました。
インドの神さまでシバとシャクティという神さまが合体した神さまがいるそうです。
これは、最高の神さまで、女性と男性がひとつになり、陰と陽と、天と地のエネルギ−がバランスをとった神さまだそうです。
これは、まさしく天秤座の理想の形を現したものです。
そして、すべてに通じることです。
ダンスも同じです。
ダンスは魂を表現するものであり、女性的なエネルギ−です。
けれど、それは肉体という物質と、筋力や技といった男性的なものに裏打ちされたものです。
どちらがかけてもそれは成立しないのです。
気持だけでは踊れないけれど、気持のない踊りは踊りではなく体操やただの競技になってしまいます。
けれど、世の中には、魂や気のない形だけのものがはびこっています。
または、気持ちはあるけれど、基本がなっていないものも沢山あります。
物理性と効率性(両方とも男性的なエネルギ−)ばかりを追い求めてきた結果なのでしょう。
世の中が片方に偏っていて、みんながバランスを崩しているのが今の時代なのだそうです。
特に、この9月はそれをハッキリ感じさせられることになったようです。
わたしも9月は、バランスを崩しそうになり、自分の中の穏やかな場所が分らなくなりそうな瞬間が何度もありました。
けれど、今日の新月で少し落ち着きました。
そして改めてダンスと音楽の素晴らしさと大切さを感じました。
肉体と魂と向かい合わされ、その歓びを知り、そして、自分のバランスの中心を確認できるダンスと音楽は、人間が授かった最高の贈り物ではないか、と。
みなさんはどのような9月を過ごされたでしょうか。
今日は、愛と義とバランスと平和の星、天秤座の新月です。
来月の下旬まで天秤座の太陽です。
ご自身の中でとれていないバランス(仕事と休息/異性との関係性/お金と理想/ギブ&テイク/体とこころ・・などなど)について考えるのに良いときです。
特に、今はこれも天秤座にある水星が後退しています(来月の中旬まで)。
過去からひきずっている自分のなかのバランスを崩しているものを振り返り、清算するのによいときです。
あなたのなかの天秤がまっすぐで平和であることを祈ります。
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