今朝実家に電話をしたら、福岡は雪が続いているそうですが、東京は快晴が続いています。
ちょっと母には申し訳ないくらいの晴天。
散歩してきました。
とても気持のよい午後です。
中川と荒川がキラキラ輝いていました。
けれど、昨日は家の中でゴロ〜〜ンとして過ごしました。
夜まで一歩も外に出ませんでした。
なにも考えたくなくて、テレビドラマや録画していたドキュメンタリーをほぼ一日観て過ごしました。
人間は、そういうときがないとね〜と乙女と芸術家が嬉々としていました。
ぼんやりするときっていうのは、曲が思い浮かんだり、詩が思い浮かんだりするものでもあります。
脳も体もゆったり生きるのがいい、と乙女は常々言っています
夕方からおばさんが起き出して、チキンクリームシチューを作りました。
タマネギを茶色になるまでに炒め、ホワイトソースも作り、骨付きのチキンでダシをとり、全部「from the scratch」手作りのシチュー。
この数日、ろくなものを食べていなかったので、五臓六腑に染み渡りました。
さて、10日はイベントでしたが、これがアフリカンのイベントでしょうか、というくらい、スッキリと進行され、みんなでスッキリ楽しく終わったイベントでした。
最初のうちは不安もあったようです。
大掛かりなイベントでしたし、下準備がほとんどなされてない状態でした。
スタッフ同士も、互いの役割を把握していませんでした。
初めのうちは、不安や不満の色を顔に浮かべている方々もいらっしゃいました。
初めてのことですし、一体どうなるのか・・と思っていたのだと思います。
けれど、開演して1時間ほどしたら落ち着き、あれよあれよという間に、スムーズに終わったのでした。
すべてオンタイムで進行され、最後には、みなさんきちんと整理整頓して帰ってくれましたし、とても気持のよいイベントでした。
一重に、出演者やスタッフのひとりひとりが、イベントの一員であることを自覚して、互いに協力し合いながらやってくれたお陰だと思っています。
やはり、こころがひとつになったときの集団の力というのは凄いんだな、と思います。
いま、世の中は混沌としていて、みんなどちらを向いたらいいか分らない状態ですが、ひとりひとりが、その場所で、そのとき、できることを精一杯やって、互いに協力し合ったら、きっとものごとは明るいほうへと向う、と感じさせられた一日でした。
それから演奏のほうもみなさん頑張っていました。
すべてのグループを観ることはできませんでしたし、正直のところ、客席から観れたのは、全部でほんの20分くらいでした。
あとは、用事をしながら端々をモニターで聞いたり、舞台のソデで少し観たりしました。
でも、みんな、それぞれ普段から練習して、それぞれの理想を追ってやっているのが感じられ、感慨深いものがありました。
日本にこれだけアフリカンが浸透するとは・・・わたしがアフリカンダンスを始めた20年以上前には思いもよらなかったことです。
ユスフ先生とベンバ先生(ベンバ先生はホームページがありませんので、You Tubeの画像をこのページの一番下に貼付けておきます。コナクリーで演奏しているところです。さすがにステキ。)をNYから、日本に初めてお連れしたのが、15年前です。
ん?17年前だったかな・・?
そのころは、日本ではアフリカンダンスやドラムのことを知っているひとは少なく、ワークショップやライブの宣伝にも苦労しました。
ダンスマガジンやドラムマガジンに広告を出し、ラジオ出演し、ユスフ先生たちと渋谷の駅前で一緒に踊ったりもしました。
人だかりが出来て、おじちゃんやおばちゃんたちに大ウケしたのを覚えています(笑)。
その年がちょうど、ママディ・ケイタさんも初来日した年で、NHKのラジオホールかどこかだったかに、ベンバ先生たちと一緒に会いに行きました。
(ベンバ先生はママディ先生の内弟子で、ユスフ先生も同じ国立バレエでご一緒だった)
ユスフ先生が踊って会場がわき上がったを、遠い昔のように、そして、つい昨日のように思い出します。
そうか・・・あれから17年か。
長かったのか、短かったのか、と、しみじみ思ったのでした。
アフリカンが浸透することがいいのか悪いのか、わたしには正直分りませんし、もしかするとそこには善悪はないのかも知れません。
いわゆるグローバルな時代の象徴のひとつなのかも知れません。
ただ、アフリカのリズムには、わたしたち日本人が現代社会の中で失ってきた伝統のこころと、肉体を使うことの大切さと歓び、チームで動くことの心得、己を思いきり表現する秘訣などがあり、わたしたちを魅了しているのだろう、と感じました。
また、これからもこのイベントは定期的に続けて行きたい、とカラモコさんは言っています。
進行や準備や演出に関しましては、まだ課題もありますが、とにかく、1回目としては、大成功だったと思います。
みなさん、ありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
PS ももさん、来てくださってありがとう。
でも、あの時、慌てていて、わたし、もしかしたら英語で喋っていたんじゃ ないか、と後で気付きました。
ごめんなさい
でも、ずっと観ていてくださったと知って嬉しかったです。
ありがとうございました
makoutaさ~ん☆
土曜日はお疲れ様でした!!
こちらこそ、素晴らしいステージを観させていただいて、ありがとうございます☆ 今回は大きなホールだったので、以前カラバッシュで拝見した時とはまた違った印象を受けましたが、それぞれのグループがそれぞれの力を出し切った、いいステージでしたね♪ 8時間という長丁場でしたが、気がつけば、「へ、もう終わり?」って感じでした
実は10年ほど前に、私も若輩者ですが、一度だけオールナイトのアフリカンイベントを企画・運営したことがあります。 そのときの、何もかも手探りな状態で、不安もありましたが、みんなで力を合わせて一つのことを成し遂げる素晴らしさを、今日のmakoutaさんのブログを読んで思い出しました。 一人の力じゃ無理かもしれないけど、それぞれ出せる力を合わせれば… 可能性は広がりますよね
話はそれてしまいましたが、ぜひこういったイベント、定期的に続けてください
応援してます 

投稿情報: 水瓶座のもも | 2009年1 月13日 22:27