銀行に行ってきたら、送金されていなかった
なんでだ?
ちゃんとボタン押したはずなのに・・
とりあえず、送ってきた。
明日、電話して謝らなくては。
銀行に行ったついでに宅急便出して、郵便物出して、ビデオ屋でCDとDVDかりてきて、ぶらぶら散歩して、帰りに小さな店でおでんを買ってきた。
間口も小さな、八百屋でもない、万屋のようなところ。
漬け物や、いろいろ置いてある。
店も小さいけれど、おばちゃんも小さくて、古くからある店のようだ。
前から入ってみようと思っていた。
おでんを買った。
そしたら、おばちゃんがいくつかおまけしてくれた。
たった200円の売り上げに、2つもおまけしてくれたら・・と思って遠慮していたら、「いいんだよ、いいんだよ」と江戸言葉で笑うおばちゃんに、ありがとう、と言って帰ってきた。
帰りながら思った。
庶民はこんなに優しい。
一方で、山の手のおぼっちゃん育ちの麻生さんは、どうだ?
大盤振る舞いしているようなフリをするけれど、あの2兆円、誰の金だと思ってんだ?
自分の豪邸を売り払って、国民みんなに1万2千円めぐんでくれるっていうのなら、たかだかひとり1万2千円でも、全部合せりゃ2兆円なんだから少しはありがたいとも思うが、2兆円は、あんな店のおばちゃんたちが毎日働いて払った税金がだぞ。
それを有効利用もできないで、一方的にほんの少しだけ返してもらって大きな顔されてもね・・・そんなことも分らないなんて、愚の骨頂だね。
2つのおでんのおまけのほうが、どれだけこころが温まることか。
税金は、きちんと政策を立てて、民のために使って欲しいね。
政治家なんてのは、タクシー代でさえ自分で払わないような奴らばかりだ。
寂しいね。
でも、下町に住んでホントに良かった。
小さな寿司屋の店先で、安くなっていたパック入りの寿司を買おうとしていたら、横から強引に、さっさと奪うようにしてほとんど買い占めて行ったおばちゃんがいた。
勢いに押されて見ていると、
ごめんね、遊び過ぎちゃってさ。
急いでんのよ。
家族が待ってんの。
と、言うから、
どこで遊んでたんですか、
と聞いたら、
ポンっとわたしの腕を叩いて、パ・チ・ン・コ!と笑って言うと、小走りに包みを抱えて通りを消えて行った。
なんだかここは人間味があって、温かい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おやじ
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