午後はあちこちを歩き回りました。新宿東口から西口。そして、浅草。浅草橋から雷門、そして国際通りまで歩きました。
急激に暑くなったせいか、人々が疲れていました。街全体のエネルギ−も低く、ちょっと不機嫌な人が多かったです。電車でも道でも笑顔の人、ほぼゼロ。東京ってやっぱりこんな街だったっけ・・と、ビックリ。このところあまり外に出ていなかったせいか、もう気分がNYに飛んでいるせいか、人々の無表情さと、なんとも生気のない顔つきに改めて驚きました。
帰りの駅でのこと。小学一年生くらいの坊やが、一緒になったエレベーターで「ふ〜」っとため息をついたから「疲れた?」って聞いたら、こっくり頷きました。「暑かったもんね。」って言ったら「うん・・」可愛かった。隣りにいたお父さんが「ありがとうございます」と言ってくれました。
お父さん、本当に嬉しそうに挨拶してくれました。きっと、殺気立った街では、他人同士でこんな小さな会話もなかなかされず、子どもは無視されがちなんだろうな。だからあんなに喜んでくれたんだろうな・・と思いました。
少子化対策には、まず、大人が幸せになって、子どもたちに優しくなれる社会が必要なんじゃないかな、と思った夕暮れでした。
やっぱり、もう勝負じゃなくて、菖蒲のときでしょう。
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