ダンスをしながら泣きそうになりました。
Koura先生のクラスで踊るのは、もうかれこれ10年ぶりくらいです。
わたしが、サバールにもっとも熱中していたころ、いつも先生のクラスをとっていました。
西のンデゲ、東のクーラと言う感じで、その当時NYには、サバールの女性の先生の大御所が二人いて、それぞれ素晴らしかったのです。
現在のNYのサバールダンスのスタイルを固めたのがこのお二人でした。
わたしは、Koura先生のお子さんのお守りをよくしていたのですが、「あんたには、世話になったわね〜。あの子、凄くダンス上手なのよ!信じられる?もう、胸も出て来ちゃって・・・!(笑)もう、一人前の顔してるわ。あんたに哺乳瓶でミルク飲ませてもらってたのにね〜〜。」とおっしゃいました。
先生は、実は左利きで、サバールのステップも左利きでした。
わたしも左利きで、ずっと左利きのステップを踏んでいましたが、先生とわたしだけしか左がいなかったのを思い出します。
そんな先生でしたが、しばらくすると、カルフォルニアに引っ越してしまい、NYでは再び教えることがなかったのです。
その先生が・・・東京にいるなんて!!!
実は、わたしは事前に知っていて、NYで先週、友人たちに『東京でKouraのクラスが受けられるのよ〜』と言ったら、みんな羨ましがりました。
ところが・・・なんと、今日のクラスに行ってみたら、生徒さんの少なかったこと!
驚きました。
こんなにすばらしい機会はまたとありません。
みんな、受けましょう。
分ってます。
お金のことも心配ですよね。
Mouminatou先生ももう少ししたらいらっしゃいます。
けれど、考えてください。
人生は一度きり。
生きているうちが花。
冬物のブーツを一足あきらめるか、新しいコートは止めにするか、外食を減らして家でヘルシーで経済的なものを食べるようにするか、タバコと酒はもちろん断つし、その全部をやってでも、お金をかき集めて来てください。
それが、ダンス根性ってものです(笑)。
踊れば踊るほど、身に付きます。
特に良い先生がいるときは、逃してはなりません。
素晴らしいですよ、Koura先生。
明日も、明後日もあります。
みなさんの顔を見れることを楽しみにしています。
楽しく踊りましょう。
美しく、そして力強いKoura先生と一緒に。
(スケジュールはコチラ 明日はジャンベもクティロもサバールもあります。さすがに、『ナショナル』そう、ムミナトゥ先生と同じく、国を代表する国立バレエ団の出身で、すべてを美しくこなされます。)
注)ムミナトゥ先生は、ギニア国立バレエ団で、クーラ先生はセネガル国立バレエ団の出身。どちらも、アフリカ大陸を代表する、最高レベルの舞踊団です。
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