このところ、ブログも書けないくらい走り回っていました。
やることが沢山あり過ぎて・・・グルグルに目がまわりそうでした。
なんか落ち着かな〜い!と言ったら
知りあいに「地に足が着いてないよ・・」と、先日笑われました。
それで今日は「よし!」と言い聞かせて、走り出しそうになる自分にブレーキをかけ、キッチンに立ち、生姜とかりんのハチミツ漬けを作りました。
まだ完全ではありませんが随分片付いたキッチンに立ち、香り高い生姜とかりんを切るうちに、気持が落ち着いてきました。
昨夜、久しぶりに会った太鼓叩きの男の子たちや演奏者の方々などと、エピゾ・バングーラさんのダンスワークショップのあとに食事をしました。(エピゾさんとは旧い知りあいですが、とても楽しかったです。汗、ばんばんかきました)
そこで、今、世の中が乱れに乱れていることについての話しになりました。
わたしが、生活のあり方を考え直せばきっと平和になるんじゃないか、と言ったら、ある男の子が「でも、もう、これだけ豊かになっていたら、生活のレベルを落とすことは難しいよ」と言っていました。
でも、生活のレベルとはなにか、ということがわたしはこれから問題になると思います。
レベル、というより、質、なのではないでしょうか。
例えば、かりんは、喉や咳にとてもよい果物です。
そのまま食べると渋くて食べられたものではありませんが、蜂蜜に漬け、そのシロップを飲むととても効用がありますし、美味しい。
薬局や、そのあたりで売っているのど飴を買うよりも経済的で、しかも、効果が高いのです。
市販ののど飴は沢山のインクや石油を使って包装し、そのあとには、ゴミさえも生み出します。
自分で作るとゴミが少なくて(カリンのへたと、何度も使える瓶くらい)、良質で美味しいクスリができるだけでなく、作るその過程自体が豊な時間です。
アロマセラピー効果もあります
質の高さからゆくと、自分で作ったものの方が、いろいろな意味で高いのです。
でも、総合的に質の低い工場生産の飴のほうを選ぶひとが、圧倒的に多い世の中です。
要するに、生活のレベルを落とすのが難しいのではなく、生活の質の向上をはかるのが難しいのが現状ではないか,と感じています。
ひとの世が上へ下へと大騒ぎしていても、銀行が崩壊しても、首相が3回も交代しても、どうなっても、陽は登りそして沈み、月は満ちて欠け、冬になればカリンが実り、蜂たちが春から夏にかけて花々から集めた蜜をいただける幸福は・・・目を見開いてみれば、そこにある、と思うのです。
寒くなって風邪ひきが急増しているようです。
これも、実は質の低い生活環境の影響が大だと考えられますが、咳込んでいる人を多く見かけます。
会社でハヤっている、と、ある女性は言っていました。
かりん、咳に効きます
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かりんのハチミツ漬けは、このサイトを参照しました。
種は、わたしは、ティーバッグではなく、さらしの中に包みました。
少しでもゴミが減りますし、そちらのほうが安全でなんだか楽しい
このサイトも良い感じです。
コメント