今朝の朝食でした。
パンを仕込んでいたのですが、仕込みが遅過ぎて(夜中の2時)朝起きてもこの冬の寒さのなか充分ふくらみきれていなかったので、ご飯にしました。
シンプルでそれこそ一汁一菜でしたが、美味しかった〜。
こころがほっこりしました。
先日、水上勉さんの全集のなかから「土を喰う日々」という有名なエッセイ集を図書館でかりてきました。
そこには、信州の山中で自然のなかで育まれたシンプルな素材で精進料理を作る生活が描かれています。
この方は子どものころ京都の禅寺で修行をしていたことがあり、精進料理が作れたそうですが、師に教わったことを食材を通して書かれてあってこころに沁みます。
ほうれん草の端も無駄にしてはいけないとか、あるもので工夫をして美味しく食べるとか、または、味噌は組み合わせでいろいろな味になるとか、 贅沢な食材を使うだけが美味しい料理への道ではないとか、、、そこから人生論も示唆されています。
昨日も生活クラブから食材が届きましたが、ひとつひとつありがたく、そして大切にいただこう、と改めて思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おばさん
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