ずっと前にたまたま見てお気に入りに入れていたブログをさっき見ていました。
オーストラリアの二児のお母さんで、スクラップアートをやっているひとのものです。
カラフルで可愛くて、楽しそうです。
久しぶりに今日見たら、お嬢さんがもうすぐ小学校に入学するらしく(?オーストラリアの学校っていつが入学シーズンなのかしら・・?向こうは今が秋だから、今頃なんですね・・アメリカやヨーロッパは9月ですからその逆なんでしょう。ふ〜ん。初めて気付きました。)
『あぁ、こころが粉々になるかも〜!』
というタイトルでした。
そう、子どもは小さい頃がいい。
無垢で柔らかくて、ときどき悪さをするけれど、純粋でお茶目で可愛くて仕方ない・・
それが学校にいけば自分の世界を持ち始め、自分の頭で行動するようになり、気付いたら家を出て行く・・・
それで、もう今から泣きそうなんだそうです。
あぁ、時計の針が逆にまわって元に戻らないかしら、なにも変わらずずっと傍にいて欲しい、と願ってしまうのだそうです。
でも、そんなわたしは身勝手かしら、子どもの成長を歓ばなくっちゃいけないのに・・と葛藤もしています。
このブログにコメントがついていて、他のオーストラリアのお母さんたちから「わかるわかる!!わたしもそうだった!」とか「うちの子も来年は入学。あ〜今から胸が痛い」と書き込まれています。
こんなお母さんたちの声ってなかなかこの頃の日本では出会えません。
子供がいるから好きなことができない、とか、家にいたらうるさいし学校に行ってくれたら楽でホッとする、とか、子どもはお金がかかって大変、なんていうのは日常茶飯事で聞きますし、虐待が急激に増えている世相です。
それに、こんなに純粋に母親であることを手放しで歓んで、子育てを楽しんでる様子のブログにも残念ながら日本人が書いたものにはまだ出会えていません。
きっと、日本にも子育て楽しんでいるひといるとは思うのですけどね・・これほど親子関係が崩壊しているのも、家族間で悲惨な事件がこんなにある国も、世界いろいろ旅してきましたが、悲しいことに日本だけなんですよね
物質的には貧しいアフリカでも、親が子を殺したり、子が親に刃を向けたり殺したりなんて聞いたことありません。
もちろん、アメリカでもちょっと前に一度若い女の子が、生まれたての赤ちゃんを放置して殺したことがあり、大スキャンダルになりましたが、ほとんど他に聞いたことがないのです。
それに、子が親を殺したり刃を向けた話しはアメリカでは聞いたことはありません。
日本はかなり悲惨です。
家族関係がこれほどだということは、社会全体の人間関係に大きな亀裂が入っていることを表していると考えられます。
でも、こうしてオーストラリアでお母さんを楽しんでいるひとのブログを見たりすると、世界は広くて、いろいろな世間があって、いろいろなひとたちがいると思い出させてくれるので、ホッとします。
きゅ〜っと縮みそうになるこころがほどけるような感じです。
やっぱり、悪いニュースや噂話しばかりに耳を傾けるのではなくって、よいもの、善意のもの、優しいもの、誠実なもの、正直なもの、に触れるのって大切だな、と改めて思ったのでした。
この子どもたち、本当に可愛い。
お母さんも優しそう
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