このところ、血迷っていました・・自分でも笑えるけれど、ホントに。木星が太陽と重なっていたずらをしていたせいかも知れません。とにかく、頭の中が高速回転して大変でした。この数週間、睡眠もまともにとれていませんでした。昨夜、ゆっくり考えました。夜が明けそうになるまで考え抜きました。静かにして、自分の息に耳を澄ませ・・・。そうしたら思い出しました。自分はなにをやりたいのか。一番大切なものは何か。
そうだ、わたしは踊ることを続けたかったのだ。そして、音楽とともに生きたかったのだった。
単純なことなのに、そこがおろそかになりそうになっていたのです。みなさんは、そんなことがないでしょうか。
大切なものがあってそれを守るためになにかをしていたら、その大切なものがいつのまにかおざなりになっていた、ってことが。例えば、愛する家族を守るために仕事をしていたら,仕事に翻弄されて、家族のこころを振り返ることがなくなってしまっていた、みたいに。わたしは、踊りや音楽を続けるために、仕事や住む場所などの生活環境を整えようといろいろやっていたら、そちらに気をとられてしまっていました。そして、踊りと音楽が片隅にやられてしまっていました。「あぁ、いまそれやってる暇ない!」本末転倒です
昨夜、闇の中で反省しました。与えられた時間の中で、与えられた環境の中で、与えられた条件の中で、最善を尽くすしかない。そして、自分に正直に生きなくてはならない。なにが自分の希みで、なにが本当の志しなのか。
思い出したのでした。そして、今朝、ずっと作ろうと思っていて手をつけていなかった曲を口ずさみ出したら、なぜか涙が止まらなくなったのでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 芸術家
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