何気なくテレビをつけてみたら・・スマップの草薙くんが、「公然わいせつ罪」で逮捕されたとかいうニュースが・・ 酔っぱらって、服脱いですっ裸で公園にいたところを通報されて取り押さえられたとか。それに対して、いろいろなコメントが出ています。ニュースがわざとそんなコメントを選んで放映しているのか、それともそれがみんなの気持なのか分りませんが、「テレビに出る人なのだからもっときちんとして欲しい」とか「ガッカリした」とか「激しい怒りを感じる」とか、そんなこと言っています。
わたしは、公人である彼の立場に同情したと同時に、どこかほっとしました。あぁ、草薙くんもまともな人間だったんだな、って。いろいろ感じることあるんだろうな〜、うっぷんが溜まってるんだろうな、と。衣服を脱いだということは、なにかから開放されたいという気持が強いんだろうな、と。そして、テレビ画面に映る一般人から政治家までの彼を攻撃する言葉に辛くなりました。
スマップの中では、草薙くんがわたしは一番好きです。歩き方はジャニース系そのもので笑えるし、歌もうまいとは言いがたいかも知れないけれど、優しそうだし、感受性が豊かそうな印象があるからです。それが演技にも出ていて、蟹座特有の柔らかさと感性が感じられて、好きなのです。
今の世の中、みんな言いたいことがあるのに言えないでいます。というか、言わないでいます。保身のためがほとんどで、みんな小さくなって生きています。孤独な国、というのがこの国の印象です。夜遅くなると、他のどこの国でも見たこともない光景がひろがります。酔っぱらいがあちこちにいて、路上にころがっているのです。こころの芯から寂しくなるのがこの国です。
このところ、大麻のことで騒いでいますが、お酒がないと本音が言えないとか、お酒を一緒に飲んで初めて一緒に仕事をしているような気持ちになる、とか、嫌なことを忘れるにはお酒が一番、とかいろいろ言って、みんな驚くほど飲みます。アルコールは立派な薬物です。大麻が蔓延しやすいのは、もともと薬物でごまかさなくてはならない気持があったり、薬物なしでは生きて行けないと感じるほどなにかをおさえているからだとしか思えません。または、薬物がなかったら互いに会話もできないほど、なにかが欠落しているのもあるでしょう。悪いのは大麻やアルコールではなくて、薬物摂取したくなるほど孤独で、ひととひとの営みのかたちが崩壊している現況のほうに問題はあるとわたしは常々思っています。
そんな中で、芸能人だからという理由だけで、いつも笑って、いつも優しい印象を与えて、いつも品行方正でなくてはならないなんて・・・理不尽すぎはしないでしょうか。この国は孤独な国ですが、芸能界も例外ではないでしょう。飯島愛さんも亡くなりましたが、芸能界で生き延びるには相当な精神力と体力がいることと思いますし、特に感性のあるひとにはあの世界は辛いことだろう、と思います。そう、北から南まで国中酔っぱらいばかりの国なんだから、おぉ、あいつもわたしたちの仲間だったか、くらいに笑って許してやって欲しいと思うのです。孤独と生き辛さを抱えているのはみんな同じなんだから。
草薙く〜ん、がんばれ〜。言いたいことも、苦しいこともいっぱいあるだろうけれど、生き抜いてね〜。あなたの優しい笑顔が近いうちに再び見れるよう祈っています。
ついでに、おまけ。わたしのドイツ人の友人で、「裸でいてなにが悪い」とドイツのある大きな街をすっ裸で歩いたひとがいました。ドイツでも公共の場で裸でいることは有罪で、警察につかまって罰金刑を受けたそうですが、新聞に彼女の美しい裸体が載り「美しきニンフ現れる」と書かれていました(笑)。好きに裸でいることもままならないほど不自由な社会にわたしたちは生きていることを、彼女は思い出させてくれました。それにしても、裸を見ただけですぐに勃起するほど脳のコントロールがおかしくなっているのでしょうか。または、裸=セックスという感性貧弱な社会ということなのでしょうか。いやはや・・・。
おはよーごさます
そうですね 病気を治す為の薬で、鬱になる薬もあって…それを大量に飲まなくてはいけない時は、私の場合、躁鬱?というんでしたっけ??なんかやたらハイテンションで…逆に眠れない変な状態だったようです…結局ICUにず~と長い間いて隔離されてたし壮絶でした。今のような生活ができるなんて、考えられませんでした。
とにかく、今に感謝し放題です。だから精一杯生きたい
って強く思うんです。
昨日は牡牛座の儀式出来ませんでした[E:#xEACE]何を隠そう私は牡牛座なんです
マクタさんの存在も私はありがたいのです。ブログを通じてですが、生きる事など考えるよい機会を与えてくれてます。
これからもよろしくお願いします。お互い自分の信じる愛を貫き穏やかな世界平和を祈り頑張っていきましょう
投稿情報: oto | 2009年4 月27日 07:09
これは、失礼いたしました。なんでも自分のことを話していた、と書いていたのでてっきりそうかと・・(笑)。いえ、精神科の入院ではなく、通院かと思っていたのです。アメリカでは、病気になったり、親が亡くなったり、そのようなことでも、精神科にかかるのはごく一般的なのです。
他の病気で入院していても、精神科の医者にも診てもらうこともよくあります。薬の投与で鬱になることもよくありますし、歯医者で、マッサージ師に足を揉んでもらって痛みを緩和しながら、治療を受けるなんてこともあります(笑)。どちらにしても、これだけの病気をされたら、こころの負担もあったのではないか、と予想します。元気になられて本当に良かったですね。
makouta
投稿情報: makouta | 2009年4 月27日 02:29
こんばんわ~
劇症肝炎で緊急入院し、肝移植をしたんですよ~[E:#xEB73](二回)一回目、父親の肝臓提供。→失敗。二回目、脳死の方の肝移植→成功。。
わたしは精神科での入院ではないですよ~
そんな訳でした。。
投稿情報: oto | 2009年4 月26日 23:56
otoさん、
いつも、正直なコメントをありがとう。前回の精神科の先生とのお別れの話しも、ちゃんと読ませていただきました。信頼する精神科の先生とのお別れというのはなかなか難しいものです。わたしも精神科の先生のところに通っていた時期があります。お別れしたときは、幸い自分がこころから納得した時期だったので、爽やかな卒業でしたが、一時期は、彼女の広くて外に樹が見えるゆったりとしたソファのある広いその部屋がわたしの救いであり、不安定になるとその部屋を思い出したりもしました。
日本の精神科、心療内科、と今は言うのでしょうか、の体制はきついものがあるのだな、と思わされました。カウンセラーで信頼できるひと、自分の内面をさらけだせるひと、というのにはなかなか巡り会えません。それなのに巡り会っても「異動」でいなくなるなんて・・・otoさんは、いろいろなことを経験してきたのだな、と思いました。
わたしは、刺激物が摂取できない体質なので、お酒もクスリもコーヒーさえも飲めません。ですから、薬物中毒や依存症になったことはありませんが、もし、摂取できたなら間違いなく一度はハマっていただろう、と自分で思います。なんでもハマるとなかなか抜けられないところがあります。ですから、飲むひとの気持は分ります。
生きていればいろいろなことがあります。特に今の世の中は、本当に大きな変化のまっただなかで大混乱。おたがい、愛を忘れないように生きてゆけますように。
投稿情報: makouta | 2009年4 月26日 14:55
アルコール、わたしにも、日常になくてはならないものでした。今はアルコール飲みません。
以前はアルコールがないとなんか調子がでない?ガソリンのような感じでした。
けどわたしは飲んでも酒にのまれる事はありませんでした。
それは祖母のお酒は飲んでも呑まれるな。って言葉を聞いていたからです。大失恋して昼間から飲んでた時もスタジオ入って終わったらビール。少し談笑しちゃんと家に帰る。で家路に着く前にお気に入りの秘密の公園でまたビールを一人飲む。色々静かに考えて。。なんとも暗い酒でした。
けどだんだん酒量が増えていき、喉の渇きを潤す水のよいに感覚がなってしまってました。
やはりその時は飲まないと自分らしくいられない?自分の失恋などの心の闇をごまかしたかったまのかなって思う。
今はアルコール一切なし。全然苦じゃない。
草剪ちゃん。世間の風は今冷たいけど 大丈夫ですよ。頑張って欲しいです。
投稿情報: oto | 2009年4 月26日 14:27