梅雨の季節が近づき空模様は不安定が続いています。けれど、今日は久しぶりの、そして当分はないだろうというカラリとしたお天気。遅くに起きたわたしは慌てて洗濯をしました。布団と白い洗濯ものを干したら気持も晴れやか。水星の後退が終わったせいか、こころなしか明るい気分のわたしです。みなさんはいかがお凄しでしょうか。
ところで、今夜のNHKの『爆笑問題のニッポンの教養』ではアフリカがテーマだそうです。しかも、、、言語と音楽について。(『人類よ、声を聞け』)文字を持たない人たちについてを取り上げているようですが、わたしの周りにも文字を読み書きしないアフリカのアーティストが沢山います。そして、彼らの研ぎすまされた感性と深い知性に、いつも強烈な印象を持つと同時に、文字を長い間書けなかったわたし自身への自信回復ともなっていました。(高校を卒業するまで、わたしはノートをとったことがなく、ずっと耳で「聞いて」すべてを覚えていたので、不真面目ととられ先生にいじめられ、親には泣かれたこともあります。単に文字が苦手なだけなんですけど・・ 未だにメモやノートはとりません。たまになにかを走り書きする程度。ブログは、PCだからできる。書くのは苦手。いわゆる、「読字障害」と言われている。)
アフリカの音楽は、そしてダンスは文字文化とは離れたところにあります。CDやDVDや文字といった、なにかの媒体を通した記録ではなく、ひとからひとへと伝えることにメッセージーがあるのだ、とわたしは常々思っています。それが、クラスを受講すること、アフリカのひとや先生たちと直接に関わること、技術だけではなく音楽や踊りへの向かい合い方を教わることの重要さに繋がると考えているのです。番組はどんな内容なのか、見てみないと分りませんが、このところわたしが書こうとしていることと通じるものがあるような気がしています。わたしも見るつもりですが、みなさんも、ぜひ、見てみてください。「あのひとたち、字も読めないんだ・・」ともともと文字文化を持たない彼らのことを軽蔑する日本の人たちがいることもわたしは知っていますが、きっと、そのような偏見を飛ばしてくれ、なぜ、彼らがあれほど自由で複雑で洗練された、魂のこもった太鼓とダンスができるのか、わかるきっかけになるような気がします。
Enjoy the weather!!!
love,
makokuta
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