円相場が米ドルに対して上がっているのもあり、ふと、アメリカでは今回の日本での政変をどう報じているだろうか、と思ったので、NYタイムズを開いてみました。「日本とアメリカとの政治的関係性は変わり、これまでの完全アメリカ追従型の外交政策ではなくなり、アジア諸国との関係回復にもつとめるようになるだろう」と予測しているくだりもあります。ただし、オバマ氏は新しい政権を歓迎している、とも書かれています。
NYタイムズは、左派でリベラル派、そして知性派の読む新聞と認識されていますので、アメリカ全体が同じ評だとは思いませんが、かなり客観的に見ているな、と感じました。そして、日本の国民がついに立ち上がり、改革が訪れた、と好意的です。
日本のことがアメリカでニュースになることはほとんどありません。首相が訪米しても、まったく取り上げられないくらい無視されてます(苦笑)。けれど、さすがに一面の国際面に載っていました。「歴史的政変」と。戦後、ずっと自由民主党が一党で仕切ってきた日本の政治。何度目かの政変ですが、これが、本当の変化になることを祈って・・・
タイムズ紙の選挙の写真スライドショー
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