先日もチラリと書きましたが、今、水星が後退しています。
今月の中旬までです。
水星の後退を怖がったり、毛嫌いするひとが多くいます。
コミュニケーションに気をつけなくてはならず、誤解などが多く発生するときだからです。
契約も慎重にやらなくてはなりません。
交通機関にも乱れが出ます。
ビジネス関係で支障が起きやすく、新しい計画を立てたり、どんどん活動的にものごとを進めるのにはむかない時です。
そして全体になんだか、後ろから引っ張られているような・・そんな感じがするときだからです。
けれど、なにごとも陰の部分があればひかりの部分があります。
この時期はあまり無理をせず、ゆっくりすると効果のあるときです。
良いのは、過去の清算をしたり、昔からの知りあいとコンタクトをとることです。
具体的には、ずっと片付けようと思ってしていなかった書類や部屋の隅の整理をしたり、棄てられなかった元カレ/元カノからのプレゼントや手紙を処分したり、離れて暮らしあまり連絡をとっていなかった家族や旧い友だちと連絡を取り合ったりするのにとても良いときです。
わたしは昨夜、ダンス関係の旧い友人からすごく久しぶりに電話があり、長話しをしました。
体のこと、ダンスのこと、昔のこと、これからのこと、いろいろと話しをしました。
そのせいだったのか・・・夢を見ました。
もう、最近は踊っていないNYのダンス仲間たちが出て来て、一緒に踊っている夢を。
次から次にいろいろなリズムのステップが出てきました。
長い廊下のようなところをみんなで並んで、勢い良く踊ってゆきます。
NYのダンス仲間たちはずっと踊り続けている人たちが大半ですが、結婚して子どもを生んで踊りを以前ほどは踊らなくなって人たちもいます。
それに、アメリカの情勢の変化にともなって、ダンス業界自体が前ほど活気がありません。
政治や経済の状況が悪くなると真っ先に打撃を受けるのは芸術関係であり、そのなかでもアフリカという世界的に政治と経済の力の弱い立場からくるダンスや太鼓は影響を直接的に受けるからです。
もしマケインが大統領になると、ますます立場は苦しくなることでしょう。
もちろん日本よりも断然踊る環境は良いですが(スタジオの数が多く、踊れるひとやできる奏者の数が圧倒的に多い。)、それでも、追い詰められています。
長い間続いてきた、中心的な役割を担ってきたアフリカンダンススタジオも経営が危ぶまれています。
家賃が高騰し続けておりスタジオを維持するのが困難なのと、アフリカ人アーティストたちも物価の高騰のあおりを受け生活が苦しくなってダンスや太鼓をやめるひとも多くなっているからです。
NYに戻るとその度に嬉しいのですが、実は、現状に胸を痛めてもいます。
ずっと、NYのアフリカンダンスシーンの移り変わりを見てきましたし、最盛期をなんといってもわたしは経験しているからです。
そのことについてはまたいつか話しますが・・・
なぜか、すでに踊らなくなった懐かしい人たちばかりが夢では踊っていました。
互いにステップのことで「これはこうよ」とか「そこはこっちよ」とか「このリズムのステップはこっちじゃない」とか言い合いながら、昔と変わらず勢い良く躍っていました。
そして、全体が出来上がってくると、あまりにもリズムとリズムの移り変わりが複雑なので、みんなで心配し始めました。
よほどのドラマ−じゃないと、これは叩けないわね・・・。
Fさんくらいじゃないと、無理よ。
でも、彼は今ツアー中だしね・・と話していたら、なぜかそのFさんが現れる、というところで夢が終わったのです。
目を覚ました途端に胸がいっぱいなりました。
懐かしさと切なさと、そして、あぁ、これからも踊り続けて行こう、という気持で。
わたしには彼女たちと踊ってきた歴史があったな。
沢山の恩恵を受けて踊ってきたな・・と思ったのです。
今日は久しぶりにジムに行く予定です。
今週は踊れる機会があまりありません。
体、動かさなくっちゃ・・!
ある尊敬する仏教家*がいいました。
「過去と現在と未来はひとつだ」
「過去の行いが現在にあり、現在の行いが未来にある」
水星の後退の時期は、過去を振り返り、未来に種をまく、そんなときです。
みなさんは、どんな夢をみて、どんなことを感じているでしょうか。
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*Thich Nhat Hanh 『The Present Moment』より
makoutaさん、こんばんは。
今日のブログを読んで、鳥肌が立ってしまいました。
なぜかというと、こちらを読みに来る前に、実は、長いこと付き合っていた元彼と話をしていたからです(お別れをしたと、以前makoutaさんのブログにコメントさせていただいた、あの彼です)。 それはとてもとても長い会話でした。
彼はとても知りたがっていました、私が別れを決めた本当の理由を。 私はそれをどうしても、数ヶ月前、あの身を切られるような痛みを感じた別れ話の時にも、彼に話すことができなかったのです。 やはりどこかで完全に悪い女になりたくない… そういう自己防衛(はっきり言って最悪)が働いたんでしょう。 偽善以外の何物でもないですよね…(苦笑) 彼はずっと、私に別のいい人が現れた、そう思っていたようです。 本当は全然違います。 そして、今日この日、彼にきちんと伝えることができました。
そして、お互い本当の意味で、二人の関係に終止符を打つことができました。
あぁ、今日仕事早く終われて帰れたことや、その他いろんなことが、この時間を私に持たせるために働いたのかな… って、makoutaさんのブログを読んで、不思議な力を感じました。
本当の意味での『過去の清算』が、この水星の後退の時期にできたようです。
これで、未来にいい種がまけたかな… 自分の未来ですもの、自分で明るくしていかないと… ですよね
まだまだ未熟者の私ですが、自分のペースで、自分の未来をそだてていこうと、新たに決心した今夜でした…
いつもわかりやすい文章で星の動きを教えてくださり、本当にありがとうございます
much love and respect, もも
投稿情報: 水瓶座のもも | 2008年10 月 6日 23:35