秋の気配が深まってきました。
空気が少し張りつめています。
この季節が好きです。
この世とあの世の境目が薄くなって、死者や精霊と交流をかわす時期が近づいてきました。
いわゆるハローウイーンと呼ばれるお祭りは、冬至(夜が一番長い日)と秋分(昼と夜の長さが同じとき)の間のころに行われます。
そしてサソリ座の新月が近づいています。
あぁ、長い夜が続き、精霊が飛び交うパワフルなときです。
ダンスのことでなんだかんだ書いてきましたが、ムミナトゥ先生のワークショップを通していろいろ感じたからです。
なんにしろ、最終的にはそのひとの信じる道を歩けばそれでいい、とわたしは思います。
確かに、ダンスにも人生にもある一定の法則と秩序があります。
それを見つけられるかどうかもそのひとにかかっていると思いますし、そのひとの人生の答えは、時間と宇宙が教えてくれるはずです。
それに、みんなそれぞれ、それぞれの精一杯をやっているのだとわたしは信じます。
今、星の位置はとてもドラマチックな時代にはいっており、多くのことが崩れ去ると言われています。
と、何度も繰り返してきましたが、その通りになっています。
株価は暴落し、円は高騰し、世の中はなんだかザワザワしています。
テレビの街頭インタビューでも「これからどうなるのか予想もつかない」と多くのひとが言っていますが、その通りです。
多くのものが崩れ去り、これから、新しい時代がやってきます。
人類の歴史のなかでも予測のつかない時代に入っていると言われています。
アメリカの大統領選が迫っていますが、マケインとオバマのどちらが選出されても当分このざわざわと崩壊は続くだろう、と政治的にも占星術的にも予測されています。
麻生さんはこの混乱に乗じて解散をうやむやにするようですが、国民はどっちでもいい、と入れ替わり立ち替わり変わる首相のやることに期待もせず関心も寄せていないかのようです。
ほとんど裸の王様状態です。
今起こっている世界的規模の混乱を、民主党であれ、自民党であれ、回収できるとは誰も信じていないのでしょう。
政治はまったくもって世紀末的な様相を呈しています。
でも・・多くの占星術家たちは楽観的です。
そしてわたしの周りの意識ある人たちも。
昨夜、母と話しをしましたが、彼女もカラカラしていました。
かなり無意識的にスピリチュアルな人間なのです。
見えるはずのないものが見える力は、わたしは実は彼女から遺伝としてもらいました。
世の中はひっくり返ることが予想されています。
・・・と、いうことは、これまで陰にあったものがひかりを浴びることをも示唆します。
巫女は中国では卑しい職業と長い封建制度のなかでされてきました。
踊り手は多くの文化圏で蔑まれてきました。
吟遊詩人たちも乞食同然の扱いでした。
それらが本来の力を発揮する可能性があります。
また、多くの人が仕事と時間となんらかの社会的な責任に追われてきゅうきゅうとしています。
自殺率はいっこうに下がらず、セックスレスのカップルも減らず、いじめも後を絶ちません。
この暗い社会にひかりが入ってくるかもしれません。
確かに会社がなくなり、紙幣や株価の意味がなくなり、政治が立ち行かなくなったら不安ですが、それらが崩壊したあとには予想もしなかった幸福がみえてくる可能性があるのです。
しかし、未来の幸福を生み出すのは、今のわたしたちの魂の在処にかかっています。
耳を澄ませましょう。
祈りましょう。
闇に目をこらしましょう。
これまで見えなかったものが見えてくるかもしれません。
闇はその濃さをどんどん増し、空気は澄み渡っています。
精霊が飛び交っています。
死者が知恵を運んできてくれます。
今夜から明日にかけて、サソリ座の新月を迎えます。
今の世の中の状況。
こんななっちゃって あたりまえじゃないの!
って思う私がいます。
小学生の頃ある先生がこれから世の中どんどん便利になるけど、人間は退化してしまい、逆に恐ろしい事になる。
って。
なんだか凄くそれが衝撃的でずっと覚えてて、何か便利になるたび、これでは人間がバカになる。(例えば切符の自動改札機)などが導入された時に一人で怒ってました。(笑)
オゾン層の事もその当時から言われてました。
結局その通りの世の中に出来上がってしまった昨今。
今からでも遅くない!今の世の中が間違ってるだけ。原点に戻ろう。
人々は忘れてないはずだから。
って思いました。
投稿情報: oto | 2008年10 月28日 23:02