こんなことってあるんでしょうか。あまりにも奇遇、あまりにも妙で、わたしはちょっと言葉を失っています。
コメント欄に、以前ダンスクラスに来ていたH君からメッセージが入っていました。「いま僕はXX県のXX市というところに住んでいます」と書いてあるのです。目を疑いました。そしてひとりで、え〜〜〜〜!?とのけぞってしまったのです。なぜなら・・・
日本を出る前にいろいろ考えたのですが、東京を少し離れようと決心していました。そして、考えた末、以前よく行って気に入っていたそのH君の住むXX県のXX市に移ろう、と決めて出てきたからです。物件もネットで探し、大体どの辺りに住むかも決めていました。そう、そこには精霊を思わせる木々もあり、なにかが住んでいる感じなのです。向こう数年は、音楽と踊りに集中したく、森と緑の多いその小さな町に住むのがいい、と決めていたのでした。
ところがこのメッセージを読んで・・え・・?とのけぞりました。
だって、誰にもそのことは言ってませんでしたし、偶然はそれだけじゃないのです。このH君、お母さんの実家がわたしの実家から数百メートルくらいのところにあり、わたしの実家の土地の半分を買って住んでいるおじさんは、彼のお母さんの幼なじみでずっと学級委員を一緒にやっていたとかで・・・しかも、わたしの故郷は人口1万人もいるかいないかの(いるのかな?)とにかく小さな町で、いや、同じ出身地のひとなんて東京ではまず会わないのです。なので、お母さんの故郷がわたしと同じひとがクラスに現れただけでも驚いていたのに・・・
そのひとがこれから住む予定の町にすでに引っ越していた?
なんなのでしょう。もしかすると、これから住もうと思っているあの町は、彼のお母さんの故郷でもあるわたしの故郷に似ているのかも知れません。それにしても、この世にはある一定の法則と動きがあるのだな〜、と外の凍てつく風の音に耳を傾けたわたしです。
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