つくづく思いました。このひとがわたしの最初の先生で本当に良かった・・・。アフリカンダンスをやることになったきっかけは、ユスフ先生のクラスを偶然見かけてしまったのが始まりでした。もう、ずっと昔のことです。それ以来多くの先生にも教わりましたが、ユスフ先生のクラスを欠席したことはほとんどありませんでした。そして、日本にも二度ほど一緒に行きました。本当に良かった。なんという幸運だっただろう・・そう思いました。
いま、世の中が荒れ狂い、みんな、新しいスタイルに翻弄されているなか、ユスフ先生は着実でした。もちろん、とてもクリエイティブな方なので、ステップに変化はつけます。けれど、ソリのリズムにセウルバのステップを入れたり、ドゥンドゥンバにマネのステップを入れたりはしません。既存の伝統的ステップの中で、新しい組み合わせやエキサイティングな振り付けをするのです。しかも、本当にチャレンジングで楽しく、独創的です。
2クラス続けて受講したのですが、1つめは基本クラス。かなり渋いステップ(名前を忘れました・・)を着実にやっていました。刺激が好きなNYのひとたちは「面白くない」と不平を漏らしていましたが、わたしは、基本に忠実な素晴らしいクラスだと思いました。ドラムのリズムがかなり難解で、それを聞いているだけでも楽しいものでした。残念なのは、多くのダンサーが音楽に耳を傾けないことです。それをしていれば、あれは、非常に楽しいクラスだったはずだとわたしは思います。
2つめは上級者向けクラス。ソリとソコとドゥンドゥンバをやりましたが、複雑で気の抜けないステップが次々に現れ、とっても刺激的で楽しいクラスでした。Youssoufu Koumbassaの王道、NYでしか経験できないクラスでした。お陰で写真を撮るのを忘れてしまい、最後の最後のこれしかありません。みなさんにはすみませんが、それほど集中していたし、気も抜けなかったし、楽しかったということです。
ユスフ先生はわたしの人生の中の贈りもののひとつだと思いました。そして、あらためて神さまに感謝したのでした。
ギニア人とアメリカ人のドラマ−が勢揃い。久しぶりのユスフ先生のクラスとあって、来れる人はみんな集まったという感じでした。写真には映っていませんが、実はダンサーも沢山いました。2つめのクラスには、踊れる男性陣も6人くらいいて、それも花を添えていました。昔なじみの多くの人たちとも再会できたクラスでした。
そういえば・・・『ギニアで沢山の日本人が日曜の僕のワークショップを受けにきていた。みなさんにヨロシク。』と言われました。
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