今月は、皆既日食があります。日本のどこかでも見れるそうで商売にしようとしているひとも沢山いるようで、妙な騒ぎ方をしています。けれど、今、そのような時ではありません。ま、そうしたいひとはすれば良いのですが・・・
これまでも何度も、今は大きな変化のときだ、というのを書いてきました。それは多くの精神的リーダーたちの言っていることもありますです。アメリカ大陸のマヤカレンダーも終わりを迎え、占星術でも大きな変化を迎えるときであり、人類の終焉へと向かっていることを示唆もしています。いえ、すぐに終わるわけではないのですが、それもわたしたち次第だ、ということです。あと千年はもつだろう、と言われていますが、それでも短いものです。しかし、2012年で終わってしまうかもしれない。マヤカレンダーもその先はないのだから、というひとたちもいます。わたしはどちらもありだと思います。ちょうど、数年先には日本はまた戦争をしようじゃないか、という国民投票を行います。中東での戦争は今も続いており、中国は兵器増大させており、あちこちで一発触発的な状態になっています。世界的に戦争になれば、今の状況では、地球が崩壊するのは簡単です。世界中の核兵器をもってすれば、地球を何十回も破壊するだけの力があるのですから・・・。
正直のところ、こころの底の底では、わたしは自分や誰かがいつ死ぬとか、人類が崩壊するとか、自分の力でどうなることでもないし、あまり気にしても仕方ないと思っています。必ず、命あるものはすべて終わりを迎えるのですから。しかし、「いかに」その死を迎えるか、は大きな問題である、と考えています。わたしは、生まれ変わりと魂の存在を信じる人間です。それは、本で読んだからでもなく、誰かに言われたからでもなく、生まれた時から今まで「体験」として知っているからです。ですので、命の終わり方というのがいかに大切かを知っているのです。
暴力的で無惨な終わりをすると、必ず次でそれを引き継いでしまいます。恨みを残した死に方をすると、次の生でそれに苦しみます。逆に、誠実に生きるとそのカルマが次の生でかならず良い形となって戻ってくるのです。わたしはそれを経験しています。そして、周りにもそれを見てきています。これを「カルマの法則」と言いますが、簡単に言えば、自分の行いはすべて自分に戻ってくる、ということです。英語で What goes around comes around. と言いますが、因果報酬です。
人類の終焉は必ず来ます。だからこそ、平和に愛をもってその時を迎えるのが大切だと思うのです。それには勇気がいります。自暴自棄になり、互いを殺し合うほうが、憎しみあうほうが、どれだけ楽か。どれだけ安易であることか。人間は負のエネルギーに魅せられる生き物です。しかし、そうやって滅亡を迎えると、かならず、次にどこかの星で醜くて苦しみにまみれた生が誕生し、もっと辛い試練を与えられることとなるでしょう。それが何億光万年後になるのか、もうすでにその星が誕生していてすぐにそこに生がうまれようとしているのかは分りません。カルマは時間を選ばないので、いつ起こるかは分りませんが、ハッキリしていることは、「必ず起こる」ということです。
ですから、わたしは自分が最後のひとりとなっても、必ず光りへと向かって歩いてゆきたい。そう思っているのです。その苦しみにまみれた星にだけは生まれたくないですから(笑)。そして、最後まで笑って歌を歌い、ダンスを踊り、ひとを愛し、誠実に生きたい。そう思っているのです。
けれど、簡単ではありません。今、この星は大きな変化を前にして大混乱です。わたしの周りでも、弱った人、闇に魅せられた人たちはどんどん追い込まれていて、悪をなすひとはどんどんもっと悪をなしています。わたしもそれに引きずり込まれそうになります。また、闇にもいないけれどかと言って光をみてもいない、いわゆる意識なきひとたちは、ただ不安になり、焦り、ますます自分にも他人にもウソをつき続けているか、知らないうちに追い込まれていっています。そのエネルギーは膨大であり、自分で立っているのがやっと・・と思うときもあります。
先月の新月/夏至から始まったこの強いエネルギー。今月の新月は部分月蝕、満月は皆既日蝕、そして、来月の新月も部分月蝕で、エネルギーはどんどん高まっています。今月、そして来月といろいろな試練が起こることでしょう。マイケルもそうでしたが、これから多くの魂がこの世を去ることになり、政治的、軍事的に混乱が起き、ますます大変になるだろう、と予見するリーダーたちが世界中にいます。星の位置もそうなっています。 今日午後のニュースを見ただけでも、たった5分くらいの間に、奈良の17才の高校生が同級生を刺殺しており、中南米のホンデュラスでも政治がひっくり返っていることが報道されています。日本中で世界中でますます大混乱が起きることでしょう。
けれどみなさん。こころを穏やかにし、そして、ひかりを信じていればそちらに行くこともできます。わたしは、周りで起こる様々な闇の事件に巻き込まれそうになっていますが、同時に、道行く人たち、そして電車で会うひとたち、または事件を介して出会うこれまで知らなかった人たちの中に、純粋で美しい笑顔も発見しています。ただ、道を歩いているだけで、いろいろなひとと笑顔や言葉をこの頃はかわしています。善意を交換しています。真の言葉を話すひとたちと出会い、手を繋ぎ始めてもいます。この強いエネルギーは、多くの別れ、崩壊、そして死を誘いますが、同時に、新しい命やひかりを生み出す時でもあります。
これからは、極端なひかりと闇の闘いとなることでしょう。直哉さんの講義にもひとがどんどん増えていて、多くの人が彼に救いを求めているのをわたしは見ています。みんな迷いと不安でいっぱいです。
今、わたしたちにできるのは、柔軟になることです。ダンスも音楽もそうですが、からだとこころが固い状態ではなにもできません。どこかに怪我をするだけです。大切なのは、こころを柔らかに持ち、次々と起こる変化を遮断せず、きちんと正面から見て、逃げず、その時々で対応してゆくことです。そしてそれには、いつも呼吸を深くすることです。人間は、恐怖や焦りをもつと、呼吸が浅くなります。けれど、浅い呼吸では筋肉は緊張するばかりです。体が緊張するとこころも緊張し、こころが緊張すれば呼吸が浅くなって体が緊張します。悪の循環です。
ゆったり息をしましょう。音楽に触れましょう。ダンスしましょう。そして瞑想しましょう。
お互いに、試練の時を愛をもって乗り越えられますよう。わたしたちは、この混乱と不安の時代に生まれるべくして生まれてきたものであることをこころにして・・・。
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