もう、そろそろ新月だな、と思っていました。
カレンダーを見てみよう、見てみよう、と思いながら、このところ、体もこころも忙しくて、今日さっきやっと見ました。
昨日だったのか・・なるほど、と思いました。
射手座は、哲学、思想、理想、遠い土地、未知の世界・・ などを現します。
射手座と冥王星とブラックホールが並んだ過去数年でした。
それで、多くの「これが当たり前」や「当然のこと」が崩壊して行きました。
親は子どもを殺さない。
子どもは親を殺さない。
首相は簡単にやめない。
男と生まれたら途中で女になったりしない。
日本は日本人だけでできている。
などなど、などなど・・
今日のニュースで東大卒の無職の25才の男性が、「学校の教科書で教わってきたことは、社会に出て現実と見合わせたらウソだった」と怒りの表明(?)をしていることを見ましたが、それもひとつの「観念の崩壊」です。
ある知人が言いました。
ずっとテレビの箱の中にひとが住んでいて、放映されているのは、そのひとたちがテレビの中でやっていることだと思っていた。
ビックリしましたけど、彼女は長い間本気でそう思っていたそうです。
で、大人になってだんだん現実が分って、ビックリしたそうです。
その話しにわたしはビックリしましたけど
この東大卒の男性も、勉強して、いい学校に行って、いい成績とって、東大行って、卒業したら、「いい人生」が保証される、ってずっと思って生きてきて、25年たってみたところ現実が違っていて『あれ〜〜〜〜?』ってなっているのでしょう。
そして、あまりに崩壊の衝撃が大き過ぎて、その感情をどこに持って言ったら良いか分らず、怒りになってしまい、政府や周りに腹を立てているのだろうと想像します。
結構、みんな思い込みで生きているものです。
かく言うわたしも、昨夜「目からウロコ」のことがあり、自分の思い込みに驚いたのですがその話しを書くと長くなりますので、また明日にでも時間を見つけて書こうと思います。
みなさんのなかにも思い込みや偏見や危うい妄想があることと思います。
「これが恰好いい」「あれが素敵」「あれは良くない」「あんなのは無駄」
人間って気付かぬうちにそういうものを作り上げるものです。
それらを見直して、自分にとっての真実や理想を見つめ直すときです。
そして、本当の自分を生きる勇気をかき集めるときです。
今夜の関東地方、外は木枯らしが吹いています。
明日は寒くなるようです。
この頃、朝起きてカーテンを開けると、近所のネコが我が家のベランダの資源ゴミの箱のなかで寝ています。
そこだと温かいのでしょう。
よくいろいろなネコがこの庭には来ているので、適当に話しかけたりしていますが・・。
人間以外の動物は、「既成概念」だとか「常識」だとかに振り回されないで、その時その時をひたすら生きているんですよね。
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